■クセとしぐさで相手を見抜く術
日本文芸社 540 円(税込)
【はじめに】
世の中の人間を大別すれば、「成功する人」と「成功しない人」に分かれるだろう。
子どものころは神童といわれるほど頭がよく、近所でも評判のよくできる子がいた。大学までは順調に一流コースを進んだのだが、そこから先はだんだんにあやしくなり、大学卒業後、一応、有名会社に入ったものの、いつまでたっても、うだつが上がらない。内気で引っ込み思案な性格と、どことなく弱々しい印象で、仕事ぶりにもイマイチ覇気が感じられない。最近ではどうやらリストラされたらしく、ウィークデイの日中からぶらぶらしている。
そんな人もいれば、反対に、子どものころはガキ大将。近所でも悪ガキで評判だったという人が、いまやベンチャー企業の旗手として、マスコミにも名前が響くほどの成功を収めている。こういう人は概して陽気で元気がいい。
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